あいさつ
本校のある丘を「櫟(くぬぎ)が丘」と呼びます。いつからこのように呼ばれているのかはっきりしないのですが、本校は大正8年に田方郡田中村9か村学校組合立大仁実科女学校として設立され、第1回卒業生が記念としてこの地に植樹した櫟が由来と思われます。櫟が丘から眺める城山は「城山八景」の一つに指定されています。

今、本校は新たな歴史の構築に向けて大変革の時期を迎えています。地域に支えられ、地域に根ざした高等学校として89年の歴史を重ねるとともに、約2万人の卒業生を世に送り出し、社会の多方面で活躍しておりますが、平成22年4月には、修善寺工業高等学校との再編整備により、現在の修善寺工業高等学校跡地において、総合学科と工業科を併置する中伊豆地区新構想高等学校(仮称)として新たなスタートをきることが決定しております。様々な変革を乗り越え、現在も生徒たちを暖かく見守り続けてくれているこの丘を離れることの寂しさは勿論ありますが、生徒たちも新たな学校作りを視野に、部活動、文化祭等において修善寺工業高等学校と生徒交流を進めるほか、次につながる新たな伝統をつくろうと努力しています。
なお、来年度には90周年記念事業も計画しております。今後とも、いっそうの御支援、御協力を賜りますよう御願いするとともに、櫟が丘からの城山の景観を御覧になってはいかがでしょうか。大仁高等学校に一度お越しください。お待ちしています。
静岡県立大仁高等学校長 鈴木富喜